悪いことのほうが現実になりやすく感じるませんか?
よくあるのが、占い師にマイナスの言葉を言われると、そのイメージが出来上がってしまい、マイナスの実現力が高まってしまうことです。
「だったら良いことだけを意識に残しておけばいい」と思うかもしれませんが、残念ながら人間は、悪いことのほうが意識に残ってしまうものなのです。
占いで良いことと悪いことを聞かされたとき、あなたはどちらが強く心に残りますか? たいていの人は、悪いことのほうが残るのではないでしょうか? なぜ悪いことのほうが残るのでしょう?
それは、悪いことのほうが単純に「気になるから」です。良いことを言われて気にする人は、ほとんどいません。
面白いことに、占いで良いことと悪いことの両方を言われた場合、良いことのほうは、言われた瞬間に考えるのをやめませんか?
たとえば「○歳で成功する」と言われたときには「本当にそううまくいくかなあ?」と、まず疑ってみないでしょうか? または、軽く捉えてすぐに忘れてしまう人もいると思います。
これが心配なことやマイナスの言葉になると、言われただけで気になって、いつまでも考え続けていないでしょうか?
よく考えてみると、良いことと同じように、悪いこともまだ起きてもいないことなのです。
自分の未来について占い師が話し出すのをためらい、ちょっと考え込むような仕草をしただけで、「なにか悪いことがあるのかしら?」と思いたくなります。
「ちょっとこのあたりが気になりますが、まあ大丈夫でしょう」という程度の表現でも、「言わないだけでなにかあるのかもしれない」と思い、「もしかしたらあのことかもしれない」と、思い当たる事実を勝手に当てはめてみたりしませんか?
その勝手に繰り広げる想像が、あなたの意識に入り込み、毎日考え続けたりすれば、あなたの意識は本当にそれが起こるような錯覚をします。そして、それにふさわしい現実が起こっていくのです。
この現象をとらえて「やっぱり悪いことが本当になった」と言うことはできますが、これはあなたが「そうなる」と思い込んでいる意識の力が大きく影響しています。
「悪いことのほうが現実になりやすい」と感じる人がいるようですが、その理由がここにあります。人間には、良いことよりも不安なことを考え続ける習性があるため、意識の中に残りやすいからです。
本当は、良いことも、同じように考え続けていればきちんと現実になります。
私は占ってもらう時はそのポイントに注意して占ってもらいます。ちなみに当たる占い師さんは https://広島占い.net で調べるとハズレはないように感じています。
占いでなにかを指摘され、その中の悪いことだけが現実になってしまう人はたくさんいます。それはその人が、単にそういう「流れ」や「運勢」や「星」を持っているからではなく、占い師によって、マイナスのイメージを強く意識に埋め込まれてしまった場合が多いのです。
ここで言う「マイナスの言葉」というのは、頭ごなしに「こんなのはダメだ」「これは最悪だ」「こうしないと死ぬことになる」というようなキツイ表現だけではありません。
そこまでの露骨な表現ではなく、占い師にも悪く言う気持ちはなかった些細な言葉でも、「気になることが残ってしまいやすい人間の習性上、聞いた側は想像以上にそれで悩むことになる」ということなのです。
この人間の心理的傾向を考えもせず、気軽にマイナスのことを言ってしまう占い師は、それを言われたことで、相手がどれほどそれを引きずって考え続けるか、そして考え続けたことで、その悪いことの実現力がどれほど高まってしまうかを軽く考えていると思います。
もちろん、実際に良くないことが未来に出ている場合もあります。良いことだけで埋め尽くされている人は少ないでしょう。
だからこそ、占い師の伝え方や使う言葉がとても重要になるのです。
望まない未来を避けることができるような伝え方をしてあげなければ、無駄に不安をあおり、ますますそれを実現させてしまうことになるからです。
良いことは指摘してその実現力を高め、悪いことは大難を小難に導くような言い方が必要なのです。